今日はWHO(世界保健機関)で認められた鍼灸適応疾患の神経痛についてです。
神経痛といっても『坐骨神経』、『肋間神経』、『尺骨神経』など様々な種類があり、原因も『筋肉が神経を圧迫している』、『神経自体に問題がある』などさまざまな理由があります。
鍼灸ではこれらの原因に対して直接アプローチすることができます。 肋間神経痛は肋骨周辺に症状の出るもの、尺骨神経の関係するものは前腕の小指側に症状の出ることが多いです。
坐骨神経痛は50代ぐらいの方が発症しやすいと言われていますが、早ければ30〜40代でも発症することがあります。
坐骨神経は主に下半身を支配する神経の為、下半身に痛みや痺れが出てくるのが特徴です。歩いている時や腰を捻ったりすると症状が出現すると坐骨神経に関係するものである可能性があります。 具体的に坐骨神経痛でよくあるパターンは腰椎(背骨の腰の部分)という箇所で問題の起こる『腰部脊柱管狭窄症』、『腰椎椎間板ヘルニア』、深層外旋六筋と言われるお尻の深部の筋肉で、この筋肉が原因で起こる『梨状筋症候群』と呼ばれるものなどがあります。
ここでは梨状筋症候群についてお話しします。
前述の通り深部にある筋肉の為、手で緩めるとなるとなかなか難しい部分もありますが、鍼であれば直接アプローチが可能となる為より効率的な施術が可能となります。
他にも坐骨神経に直接鍼をうち、電気を流すことにより神経に刺激を加えることで改善を図ることも可能です。
今回は神経痛に対するオーソドックスな治療の一例を紹介しましたが、当院ではこの他にも様々なアプローチで症状の改善を目指すことができます。
神経痛でお悩みの方はぜひ一度ご相談ください。
やわらぎBODYコンディショニング鍼灸整骨院
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