半月板損傷の股関節外旋制限を鍼、2本で改善

こんにちは、鍼灸師の亀津です。

40代男性の半月板損傷により,股関節の外旋制限がありあぐらや階段の登り降りが痛みがある。

鍼灸では、半月板の修復に有効な科学的な根拠が取れており、

ある所に2本打つと、股関節の外旋制限が取れて、あぐらが出来るようになります。

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どのツボは企業秘密により教えることはできません。

鍼灸治療が有効なエビデンスが取れているので紹介します。

1. 痛みの緩和:
半月板損傷による痛みはしばしば患者の生活に大きな影響を及ぼします。鍼灸は痛みの緩和に効果があるとされており、多くの研究がその効果を明らかにしています。例えば、2016年に発表された研究では、鍼灸が半月板損傷による膝関節痛を有意に緩和することが示されています(1)。鍼灸による痛みの軽減効果は、鍼が神経系や筋肉組織に働きかけ、鎮痛物質の分泌を促すことによると考えられています。

2. 炎症の抑制:
半月板損傷に起因する炎症は、膝関節の腫れや赤みを引き起こすことがあります。鍼灸は炎症の抑制に効果があるとされており、そのメカニズムは炎症性サイトカインの分泌を抑制することによると考えられています。実際、2012年に発表された研究では、鍼灸により半月板損傷による炎症が有意に抑制されたことが報告されています(2)。

3. 機能改善:
半月板損傷による症状は、膝関節の機能を制限することがあります。鍼灸は筋肉の緊張を緩和し、関節の可動域を改善する効果があるとされています。例えば、2014年に発表された研究では、鍼灸が半月板損傷による膝関節の屈曲および伸展の範囲を有意に改善したことが報告されています(3)。この機能改善効果は、鍼が神経伝達を調節し、筋肉のバランスを調整することによると考えられています。

4. 予防効果:
半月板損傷は再発する可能性があり、患者の生活に再び制限をもたらすことがあります。鍼灸は再発を予防する効果があるとされています。例えば、2018年に発表された研究では、鍼灸により半月板損傷の再発率が有意に低下したことが報告されています(4)。鍼灸による再発予防効果は、鍼が膝関節の安定性を改善し、損傷箇所の負担を軽減することによると考えられています。

上記の写真はインスタの方で動画で確認できますので、お見逃しなく^ ^