『四十肩、五十肩とは?』

こんにちは、こんばんは宮﨑です!

今日から3月!!

少しずつ暖かくなってきましたね(^ ^)

冷え性の私からするとかなり嬉しいです!笑

どうしても、気温が下がってしまうと身体がこわばってしまい、様々な症状が出てきてしまいます。

当院では、特に肩の痛みで悩んでいる方が多くいらっしゃいます(..)

そこで、本日は最近かなりよく見かける四十肩、五十肩についてご説明していきます!

「四十肩」 「五十肩」

よく聞く言葉ですが、実際どういったものなのでしょうか?

それは

一般的に、加齢や過労による肩関節周囲組織(筋肉や靭帯)の変性を基盤にして発症する

原因がはっきりしない

肩関節の痛みを伴った運動障害(拘縮)を五十肩と言います。

40歳以降から発生頻度が高くなるため、この名前がついています。

「40代に発症」=四十肩   「50代に発症」=五十肩 ということですね!

しかし!

原因がはっきりしてはいないですが、肩関節周囲組織の炎症(腱板疎部炎、上腕二頭筋炎、肩峰下滑液包炎)を生じていることが多いことから

『肩関節周囲炎』とも呼ばれます!

そのため、痛みが生じてから

炎症なのか、筋肉、腱が断裂しているのかしっかり鑑別することが重要です!!

では、どういった症状が出るのでしょうか??

「髪をとかす」「帯やエプロンのヒモを結ぶ」

「洗濯物を干す」「後方の物を取る」などの

いわゆる「結帯結髪動作」が困難になってしまいます。

そのため、日常生活にかなり支障が出てしまいますね(._.)

経過は3期に分けられます

1 炎症期=疼痛が最も強い時期

 ・・・痛みは1日中持続し、夜間痛のため睡眠が障害されてしまいます。

    この時期は無理に動かさず、肩を冷やさないことが大事です!

2 拘縮期=拘縮が完成する時期

 ・・・痛みは炎症期に比べると軽減しますが、肩関節の運動制限があらゆる方向に出てきてしまいます。

    温熱療法や可動域に応じてストレッチや体操を行なっていきます!

3 解氷期=次第に症状が改善してくる時期

肩の動きや、夜間痛が改善されてきます。

徐々に自動運動(自分自身で肩を動かす運動)を行いながら、ストレッチなどを継続していきます!

症状が改善してくる時期は、それぞれ個人差がありますが、、

半年〜1年、場合によってはそれ以上の期間がかかってしまいます!

また、拘縮期や解氷期にストレッチや体操を十分に実施していないと、治癒した後に肩の拘縮が残ってしまう可能性も( ´△`)

そのため、痛みの程度を確認しながら無理のない範囲で動かしていくことが大事になります!

そこで!拘縮を残さないための体操を1つご紹介していきます!

コッドマン体操

・・・自分の腕の重さや、軽い重りを利用して、癒着した組織をストレッチす る方法

1、軽い重り(ペットボトルでもOK)を準備し、痛みがある方の手で持ちます

2、身体を前に倒し、痛みがない方の手を股関節程度の高さの椅子や、テーブルなどに置く。

  痛みがある方の手は、脱力しながら垂らします

3、身体を揺らし、その反動を使って腕を前後、左右、円を動かしていきます!

(写真は前後の運動になります)

※腕の力で動かさない!必ず反動を利用して動かす!

前後、左右、円を描く運動を各10往復を1セットとし、まずは1日1回から始めていきましょう!

今回は1つしかご紹介できませんでしたが

コッドマン体操の他にも様々な体操、ストレッチ、運動があります

もし、肩の痛みで悩みがある方は、是非お気軽にご相談ください!

やわらぎBODYコンディショニング鍼灸整骨院

福岡県北九州市小倉北区宇佐町2−8−34

TEL 093-513-4222