【新米中年柔整師】のひとりごと

皆さんこんにちは!

 

今年度の柔道整復師国家試験に合格し、この整骨院で働かせてもらっている新米中年柔道整復師です

(中年…いや老年に近いかもしれませんが)。

 

さて、私こと「新米中年柔整師」がこのブログを担当させてもらうことなり(不定期ではありますが)、しばらくの間私の戯言にお付き合いいただければと思います。

 

これは、私が若い頃に習っていたある武道の先生から聞いた話です。

 

あえて「ある武道」と言っているのは、その先生にご迷惑がかかってはいけないという思いと、多少私の人生経験や人生観をまじえているからとご了解ください。

 

 

昔、ある村に一人の武道修行者がいました。

もうすぐ免許皆伝の腕前で、免許皆伝になるには最後に「秘伝書」を受け継ぐことになります。

長い年月修行したかいあり、無事に秘伝書は手に入れ免許皆伝になりました。

待望の秘伝書…そこに何が書いてあるか期待に胸をを膨らませて秘伝書を紐解くと…何と白紙でした。

 

免許皆伝になったその修行者は師匠に

「先生、秘伝書には何も書いてありません。失礼ですが私に渡すのを間違えられたのではないでしょうか?」

と聞きました。すると先生は笑って

「お前を免許皆伝にするのは早かったようだ。今少し修行に励みなさい」

と秘伝書を取り上げたそうです。

 

皆さんはこの話の意味が解りましたか?

私も最初に聞いた時は「?」でした。

実は「白紙=初心に帰れ」という意味なのです。

 

私たちは日常生活な中で毎日色んな経験をします。

歳をとればとるほど、経験を積めば積むほど「ああ、こうすればこうなる」と

大方のことはそれで処理することができるでしょう。

 

しかし、これまでに経験したことがない事象にぶつかった時にはどうでしょうか?

運よく切り抜けられるかもしれませんが、恐らくほとんどの方は狼狽して失敗することになるのではないでしょうか。

 

この話は「白紙=初心に帰る=先入観を捨てなさい」ということだと私は思っています。

 

私自身、全く違う分野からこの柔道整復師の仕事に飛び込みました。

まだ自分は「白紙」の状態で、これから経験を積むうちにたくさんの「色」(経験や技術)が塗られていくでしょう。

また、これから先色んな困難にも遭遇するでしょう。

その困難に遭遇した時にはこの話を思い出し

 

「初心に帰り」「先入観を持たず」

 

乗り切れていければと思っています。

 

 


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