こんにちは、鍼灸師の亀津です。
女性の方で,左肩の痛み、背中の痛み、息切れ、かゆみ、足のむくみ発赤(顔から腕)まで。
これらの症状により正社員で仕事することもできずに週2〜3のパート勤務で歩くのが辛かったそうです。。
また、睡眠の方で朝の4時まで痛みで寝れない日々を過ごされていました。
病院での処置はステロイドの服用でレベルをどんどん上げられ、ステロイド糖尿病になっていました。(主に脂質代謝異常)
東洋医学の問診
①寒熱を問う
暑がりか寒がりか、発熱の状態はどうか、気の状態はどうか、のぼせの状態はどうか、手足のほてりや冷えはどうか、などを質問して身体の熱の状態を明らかにする。
②汗を問う
汗のかき方はどうか、動作後に汗のかき方に変化があるか、寝汗(盗汗)をかかないかなど汗のかき方を明らかにする。
③頭身を問う
頭痛やめまい、身体の痛み、腰痛、四肢の痛み、身体の重だるさなど、頭・身の状態を明らかにする。
④胸脇・腹を問う
胸部、脇部、腹部の状態を明らかにする。
⑤耳目を問う
聴力の状態、耳鳴りの有無、視力の状態、目の痛み・疲れ、めまいなど耳や目の状態を明らかにする。
⑥飲食・口味を問う
食欲や食事量、口の渇きや飲水の状況など飲食の状態を明らかにする。口の中が甘いか苦いかなどの状態も質問する。
⑦睡眠を問う
寝付きはどうか、不眠はないか夢は見ないかなど睡眠の状態を明らかにする。
⑧二便を問う
大小便の状態を質問する。大便は回数、柔らかいか硬いかなどを聞き、小便は1日の回数、量と色、夜間に排尿回数などを聞く。
⑨経帯を問う
月経の状態を明らかにする。
量が多いか少ないか、血の色が濃いか薄いか、早いか遅いかなど。
⑩情意を問う
患者の精神状態を問う。7情(怒・喜・思・憂・悲・恐・驚)の変動の変化を確認す
東洋医学の診断は上記のもの以外にもまだありますが、これらのものを統合し西洋医学の診断で出ている血液検査結果と照らし合わせて治療をしていきます。
白血球の値つまり炎症反応が高いのが分かります。
こちらは1回目の施術が終わった後になります。
白血球の値が下がっているのが分かると思います。
1回目施術が6月18日でその後、呼吸が楽になり睡眠が良好になりなんと祇園の祭りのも太鼓を叩けるぐらい元気になったみたいです。
私は自己免疫疾患の難病の方をこの方とは別に8名ほど対応させていただいており、自己免疫疾患以外の難病は2名対応してます。
免疫が下がった時に使用するツボ、内臓にアプローチするツボ、脳疲労にアプローチするツボを使い分け誰でも治療が受けれるように低刺激でしておりますので、もし鍼灸治療が受けたいけど怖いなど思われている方がいればご安心してください。