自律神経失調症

自律神経失調症とは、交感神経と副交感神経からなる自律神経のバランスが崩れることで起こるさまざまな症状を総称したもになります。医学的にはまだ、正式な病名ではありません。診断書などで診断名として用いられる際は、ストレスや不安などの精神症状などからくる軽度のうつ病や、神経症などの症状が一部含まれてきます。

症状

様々な症状がありますが、身体的な症状としてはだるい、眠れないなどの全身症状と、頭痛、動悸、息切れなどの部分的な症状、精神的な症状としては情緒不安定、イライラ、不安感などがあります。これらの症状があるにもかかわらず、体に異常がなく、明らかな精神的疾患もない場合に、自律神経失調症と診断されることがあります。

当院の自律神経症状に対する治療方法

自律神経失調症は、ストレスや生活習慣の乱れによって引き起こされるため、これらを改善することで自然とよくなることがあります。また、症状を改善したり、不安やストレスを軽減したりするための鍼灸のツボ・経絡を用いたアプローチを行ないます。鍼はツボに鍼を刺すことにより、皮膚や筋肉に刺激を与えたり、リンパや血流の調節などの効果のあります。 お灸はツボに温熱効果でアプローチして、血流を促し、体の恒常性を正常に戻していきます。

ストレスに効くツボ「太衝」

日々の仕事や生活などで溜まってしまう、ストレスなどから起こる、イライラや不安感などの精神的な症状に対しては、足の厥陰肝経(けついんかんけい)にある、太衝(たいしょう)が効果的です。足の親指と人差し指の骨の間から足首のほうに指を滑らせていき、止まるところに位置するツボです。お風呂に入っているときや、テレビを観ているときなどに押してみてください。

不眠に効く?「神門」

動悸や不眠などの症状には、手の少陰心経(しょういんしんけい)にある神門(しんもん)という手首の小指側にあるツボです。軽くグーを握って力を入れた時に小指側に出て来る骨の少し右側の手首のシワの所にあります。反対の手で押しながら軽く掌側に向けて力を入れると効果が出やすいです。ストレスによる便秘などがあるときにも神門へのツボ押しを行うと、症状が緩和します。


当院では鍼やお灸による施術も行っております。なかなか症状が改善しないというお悩みをお持ちの方は是非当院にて治療を体験されてみませんか?

やわらぎBODYコンディショニング鍼灸整骨院

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